基礎学力として

インザーギさんからお借りした1冊です。
来週は練習も試合もありませんし、サルも休みなので、勉強です。
あとリフティングの練習です。打倒なつき。

世界に通用するプレーヤー育成のためのクリエイティブサッカー・コーチング
小野 剛
大修館書店
売り上げランキング: 75845
おすすめ度の平均: 4.5
4 指導者のみならず、サッカーを見る人/語る人にとっても参考になるところ大
5 パパさんコーチ必見
5 日本の小・中・高校生の指導者の方へ

読みました。
前に紹介した2冊より、テクニカルな内容です。
かなり勉強になります。というかコーチ初年度に読むといい本です。
前2冊はコーチになる前に読んでおいた方が良い本です。
ちなみに管理者は3年目です。


内容は目次から。

  • 第1章 長期的視野に立ったサッカー選手の育成

発育発達と一貫指導、諸外国の選手育成、まとめ

  • 第2章 プラクティカルトレーニング―サッカーはサッカーをすることによって上達する!

日本の課題、クリエイティブな選手とは、クリエイティブな選手になるためには ほか

コーチングの概念1―Focused Coaching、コーチングの概念2―Concept Of Clarity(To Reality)、科学的な目を持ったトレーニング ほか


印象に残ったのは、以下(正確な引用ではありません)。

  • Focused Coaching=テーマを絞ってトレーニングする
  • レーニングには、かならず、良い面と悪い面がある
  • 良いプレー、判断(Good habit)を、知っている->できる->習慣化する(無意識にできる)ようにするのがコーチン
  • ボールに触れる前のプレーが重要


その他、極めて個人的雑感です。実は管理者は、趣味が読書です。
3冊お借りして、読み終えたので、読み物として、今のところのまとめを。

読みやすく、楽しめます。ただ、本として構成が弱いです。
著者の方の、キャリア、サッカー観、人生観、育児観で、1冊読み込ませる力があるために、編集者が頼ってしまって、校正を抜いてる印象があります。
若しくは、著者の話した/書いた内容がもっと、派手だったのを、なんとか押えたのかも知れません。

  • 世界に通用するプレーヤー育成のためのクリエイティブサッカー・コーチン

きれいに構成されています。テクニカルな内容を多分に含むのに、サービスがいいです。
サービスがいいのは、元々JFAの連載を纏めたものだからかも知れませんが、かなり意外です。
定期的に刊行される雑誌である程度続く連載は、大抵、散漫になりますが、本書からはそのような印象をさほど受けません。
著者の方/雑誌の編集者/単行本の編集者のいずれか/全員の頭の中が綺麗に整理されているか、偶然なのでしょうが、ラッキーでした。


ということで、世界に通用するプレーヤー育成のためのクリエイティブサッカー・コーチングはしばらく貸しておいてくださいと、お願いする予定です。